【保存版】夜中や休日に歯が痛んだら?歯科医が教える「おうちでできる救急対応マニュアル」

「夜、布団に入ったら急に歯がズキズキし出した…」
「日曜日に子供が歯が痛いと泣き出してしまった…」

歯の痛みは、なぜか病院が閉まっている時間に限ってやってくることが多いものです。夜間や休日に突然襲ってくる痛み、本当に不安になりますよね。

こんにちは。越谷レイクタウンの歯医者、レイクタウンデンタルケアクリニックです。

今回は、そんな緊急事態に「ご自宅でできる正しい応急処置」と、「休日・夜間の歯医者さんの探し方」についてまとめました。

痛みを少しでも和らげて朝を迎えるために、そして最短で治療を受けるために、ぜひこのページを参考にしてください。

いますぐ痛みを和らげたい!自宅でできる3つの応急処置

「明日の朝イチで歯医者に行くとしても、今この痛みをなんとかしたい!」
そんな時は、以下の3つのステップを試してみてください。

患部を「外側から」冷やす

頬の上から、濡れタオルや冷却シート(冷えピタなど)を貼って冷やしてください。炎症が起きている場合、冷やすことで血流が抑えられ、ズキズキする痛みが和らぐことがあります。

お口の中を清潔にする

実は、食べかすが虫歯の穴に詰まって神経を圧迫し、痛みを引き起こしているケースがよくあります。

ぬるま湯で優しくうがいをするか、もし可能であればデンタルフロスや歯間ブラシを使って、詰まっている食べかすを取り除いてみてください。これだけで痛みがスッと引くこともあります。

鎮痛剤を「我慢せずに」飲む

歯科医院で処方された痛み止めや普段飲み慣れている市販薬を選びましょう。「ロキソプロフェン」「イブプロフェン」といった鎮痛成分が配合されたものが効果的です。

歯科医からのアドバイス
「ギリギリまで我慢してから飲む」方が多いのですが、実は痛みが出始めた段階で早めに飲むのが効果的です。お薬が効くまでには30分〜1時間ほどかかります。痛みのピークが来る前に飲んでおくことで、辛い時間を減らすことができますよ。

※用法・用量を守り、薬剤師さんの指示に従って服用してください。

これは逆効果!やってはいけない3つのNG行動

良かれと思ってやったことが、逆に痛みを悪化させてしまうことがあります。以下の3つは避けてください。

NG 1 患部を「温める」・「直接冷やす」

「冷やしたほうがいい」とお伝えしましたが、氷を直接口に含んで歯に当てるのはNGです。刺激が強すぎて、逆に痛みが増してしまいます。

また、温めるのも厳禁です。血行が良くなると神経への圧迫が強まり、ズキズキ感が増してしまいます。

NG 2 患部をいじる・刺激する

気になって指や舌で触りたくなりますが、ばい菌が入ったり刺激を与えたりして悪化する原因になります。特に、痛い歯を揺らしたり叩いたりして確認するのはやめましょう。

NG 3 アルコールを飲む・熱いお風呂に入る

「お酒を飲んで酔っ払って寝てしまおう」と考える方もいらっしゃいますが、これは大変危険です。

アルコールや入浴(長湯)は血行を良くするため、一時的に気が紛れても、その後さらに激しい痛みが襲ってくる可能性が高いです。

お風呂はシャワー程度で済ませ、お酒は控えて安静に過ごしてください。

どうしても我慢できない時は?休日・夜間の受診ガイド

応急処置だけではどうにもならない場合や、顔が腫れ上がっているような緊急時は、専門家の手助けが必要です。時間帯や曜日によって、相談先が変わります。

まずは「かかりつけ医」か「休日診療の歯医者」を探す

まずは、普段通っている「かかりつけの歯科医院」へ連絡してみましょう。 休診日であっても、医院によっては留守番電話で緊急連絡先を案内していたり、急患対応についてのアナウンスが流れている場合があります。

もし、かかりつけ医が休診の場合は、「近くで休日診療を行っている歯科医院」を探してみてください。 インターネットで「越谷市 歯医者 日曜診療」「近くの歯医者 祝日」などで検索すると、土日や祝日でも診療している医院が見つかることがあります。
(※受診する際は、必ず事前に電話をして「急な痛みがある」ことを伝え、診てもらえるか確認しましょう)

越谷市の「休日当番医」をチェック

当院が休診の祝日や年末年始などは、越谷市歯科医師会が運営している「休日当番医」などをご利用ください。持ち回りで診療を行っている歯科医院を探すことができます。

夜間の探し方と心構え

残念ながら、歯科の夜間救急を行っている施設は非常に少ないのが現状です。
埼玉県救急電話相談(#7119)もありますが、歯科は相談対象外となるケースが多いです。

もし夜中に激痛に襲われた場合は、

  1. まずは上記の「応急処置」で痛みを抑える
  2. 翌朝一番で、当院または近くの歯科医院を受診する

というのが、最も現実的で確実な解決策になります。

ただし、「転倒して歯が抜けた」「口の中を切って血が止まらない」「息苦しいほど腫れている」といった明らかな外傷や緊急事態の場合は、迷わず救急車を呼ぶか、総合病院の救急外来に相談してください。

痛みが引いても「治った」わけではありません

最後に、とても大切なことをお伝えさせてください。

痛み止めで痛みが消えると、「あ、治ったかも!歯医者行かなくていいや」と思ってしまう方がいらっしゃいます。

ですが、虫歯や歯周病は、風邪と違って自然治癒することは絶対にありません

一度痛みが引いたとしても、原因である「菌」はそこに居座っています。放置すると、次は薬が効かないほどの激痛となって襲ってくるかもしれません。あるいは、大切な歯を抜かなければならなくなることもあります。

「痛みが落ち着いた時こそ、治療のベストタイミング」です。

当院では、まずは不快な痛みを取り除くことを最優先に治療します。そのあと、二度と同じ思いをしなくて済むように、原因をしっかり治していきましょう。

「繰り返さない」ための治療を

夜中や休日の歯の痛みは、本当に心細いものです。 今回ご紹介した応急処置で痛みが和らいだとしても、それはあくまで「一時的な痛み止め」に過ぎません。痛みの原因そのものが消えたわけではないのです。

今回の痛みが落ち着きましたら、「二度とこんな痛い思いをしない」ために、ぜひ根本的な治療と予防を始めましょう。

レイクタウンデンタルケアクリニックは、越谷レイクタウンにある唯一の「デンタルケアクリニック」です。 院長をはじめ、経験豊富な歯科衛生士、そしてどんな小さなお悩みでもしっかり耳を傾けるスタッフが、「家族のように」親身になって皆様をお迎えします。

私たちは「予防歯科」を得意としており、皆様のお口の健康を長期的に守るお手伝いをさせていただいております。

急な歯の痛みに怯えることのないように、普段からのデンタルケアで、一生モノの健康な歯を一緒に守っていきませんか? 皆様の「痛くないお口づくり」を、私たちが全力でサポートいたします。

監修 レイクタウンデンタルケアクリニック 院長 伊藤 宏太郎

日本抗加齢学会専門医 / 日本補綴歯科学会会員 / 日本歯内療法学会会員 / 日本口腔インプラント学会会員 / 青葉臨床研究会会員 / 日本抗加齢医学会会員 / 日本抗加齢医学会専門医 / 抗加齢歯科医学研究会会員 / 鶴見大学歯学部非常勤講師

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