虫歯予防のための基礎知識
虫歯はどうやって進行していく?
虫歯の進行状況
虫歯は自覚症状がほとんどない頃から始まります。痛みがないから虫歯はないとも言い切れませんので、日頃からデンタルケアを行い、大切な歯を守りましょう。
初期
重度
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初期の虫歯
歯に穴はあいていませんが、表面が溶かされてツヤがなくなり白く濁って見えたり薄い茶色になったりします。
<症状>
痛みなどの自覚症状はほとんどありません。
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歯の表面の虫歯
歯の表面に穴があいている状態です。
<症状>
痛みやしみる症状はほとんどありません。
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歯の中まで進んだ虫歯
虫歯が歯の内部まで進んだ状態です。
<症状>
冷たい物や甘い物などでしみることがあります。
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歯の神経まで進んだ虫歯
虫歯が神経まで進んでいる状態です。
歯の表面の穴は必ずしも大きくなく、内部で広がっていることもあります。<症状>
痛みを感じるようになります。
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歯の根だけ残った虫歯
歯冠部(歯肉から上の見える部分)がほとんど崩壊し、根だけ残った状態です。
<症状>
神経が死んでしまうと痛みを感じなくなることがあります。さらに炎症が広がると激しい痛みが生じる場合があります。